ここではキトサンの特性等の研究発表を中心に紹介しています。
脂肪吸着作用
コルステロール吸着作用の研究
1986年に鳥取大の平野教授が動物実験で血中コレステロール及び中性脂肪値の減少効果を確認して発表を行いました。
また、九州大学の菅野道廣教授はキトサンにコレステロ−ルを下げる働きがあることを発表しています。
キトサンは動物性繊維質として特に親油性があるので、体内摂取したコルステロールを包み込んで体外に排出する働きをします。
1993年には国立健康・栄養研究所が人体でのコレステロール低下作用を確認。
麒麟ビールも脂肪吸着作用を謳ったダイエット補助食品を発売しています。
血圧上昇の抑制効果の研究   1992年、「食物繊維キトサンに血圧上昇の抑制効果-水産庁が発表」という記事が毎日新聞が掲載しています。
愛媛大学医学部奥田拓道教授と広島女子大学の加藤秀夫教授らの研究グループが、キチン・キトサンが体内の塩分(塩素イオン)を吸着して体外へ排出することによって、血圧の上昇を防ぐことがわかりました。
重金属吸着、排泄作用の研究 1996年にイタリアのMuzzarelli氏らの研究によってキトサンが金属イオンに対して優れた吸着能を示すことが明らかにされました。
その後、吸着クロマトグラフィーなどの分析化学的な研究はされています。
キトサンの
抗菌作用の研究
最近、スーパーで売っているお漬物にキトサンが入っています。
これはキトサンの中ではばい菌が繁殖しにくいため、防腐剤の代わりとして使われています。
従来の防腐剤に比べて、キトサンは自然食品なので口にしてもまったく問題はありません。
ダイオキシン除去、排泄 ダイオキシン等有機塩素化合物の除去、無害化技術が研究されています。
体内に入ったダイオキシンの排泄効果があるという報告もあります。
今後にたいへん期待されています。
汚水処理(環境浄化 水に溶けているコロイド、重金属と結びつき沈殿(水に沈ませる)させ、水質をよくすることに利用されています。
その他、放射性物質等も取り込みます。
特に水溶性キトサンが良いとされています。
抗癌研究 1987年には東北薬科大学の鈴木茂生教授グル−プはキトサンの抽出物にガン細胞の転移抑制などの強い抗癌効果があることを発表。
昭和62年4月8日キトサンに制癌効果、東北薬大確認(日本経済産業新聞)。など多くの報告がなされています。
北海道大学の東市郎教授グル−プもガン転移を抑制したことを発表。
免疫力に関する研究 キトサン溶液中に人間の細胞を入れるとしょく細胞(免疫力を司る細胞)が増えることが研究発表されています。
しょく細胞が増えると免疫力が向上します。
創傷治癒効果研究 鳥取大学では抗菌性、創傷治癒をはじめ様々な生物活性を研究しています。
このホ−ムページではキトサンを綿状にしたCHITOPAC Cを交通事故により大ケガを負ったネコの治療に用い、数週間後、傷跡はすっかり無くなり劇的な創傷治癒効果がみられた実験結果が紹介されています。
糖尿病治療研究 東京農大・農学部では、ラットによる実験で、血糖値降下の結果を発表しています。 
放射性物質体外排泄の研究 放射性物質も重金属のひとつです。
口から放射性物質が入った場合、体内に蓄積され、悪い影響があります。
腸内の放射性物質を吸着して体外に排泄が確認されています。
ダイオキシン排泄効果の研究 体内に入ったダイオキシンの排泄効果があるという報告もあります。
キトサンは動物性繊維質です。今後にたいへん期待されています。
汚水処理技術としても研究されています。
精神安定の研究 水溶性キトサンには精神安定の効果が学会で報告されています。
一部の精神科医が利用してイライラや家庭内暴力の方々に投与してイライラがなくなり、精神安定したとの報告があります。
実際に一部の精神科の先生に使われています。



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