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キトサンについて理解を深めていただくためのQ&A
キトサンであれば良いのですか?
一様にキトサンといってもいろいろあります。キトサン健康食品も同様で、その中に含まれるキトサンの質によりキトサン本来の力がどの程度だせるか決まります。特にキトサンの水溶性、分子量の大きさと体内吸収率はキトサン含有健康食品の質にかかわる重要なポイントです。キトサンは本来、健康食品というよりむしろ「原料」のようなもので、用途にあった製品にするには、再加工しなければなりません。
キトサンは人間にとって吸収されやすいものですか?
違います。普通の高分子キトサンは、何の加工もしないままでは、人間の消化器官ではきわめて吸収されにくい物質です。よって、高分子のままキチン・キトサンを食べても、ほとんど体に吸収されません。前述のように、普通のキチン・キトサンは高分子多糖類であり、非常に頑固な構造を持っているので水に溶けないのです。胃腸の中でもほとんど分解できず、体に非常に吸収されにくい物質です。高分子のままで食べてもほとんど吸収されず、キトサン本来の良さや働きを十分発揮できません。
それでは、キトサンを健康食品に使用する場合は低分子化水溶性キトサンが一番いいですよね?
そうです。高分子のキトサンを適当に小さく分解することによって水溶性になり、その吸収率をぐっと高めることができます。よってキトサンは低分子化の水溶性キトサンが良いのです
キトサンが水に溶ければ、水溶性キトサンといえますか?
違います。たとえば、酢と一緒にすれば高分子キトサンでも、水に溶けますが、その高分子キトサンは水溶性キトサンとはいえません。
キトサンの摂取は人間にとって有効ですか?
たいへん有効です。昭和30年代初期までの日本人は昆虫の残骸や甲殻類の殻が、土壌中の菌類や酵素によって分解されてできた低分子化キトサンを植物を通して、間接的に摂取することにより、病気の予防と治療に役立てていました。しかし現在は、農薬・化学肥料の乱用や環境破壊で食物連鎖を壊したため、自然のサイクルの中でキトサンを摂取することが非常に困難な状況です。私達が低分子キトサンを摂取することは増加する生活習慣病を始めとする病気の予防・治療につながります。
水溶性キトサンにはどのような働きが期待されますか?
キトサンの健康食品としての作用を、今までの基礎研究や医師の管理下で行った臨床実験よりまとめると以下のようになります。
1)細胞活性化、免疫力・自然治癒力増強作用
2)代謝促進、血糖上昇抑制作用
3)コレステロール吸収抑制と調整作用
4)ダイオキシン、発ガン物質、放射性物質と重金属の除去作用
5)ガン転移阻止、抗ガン抗腫瘍作用
6)尿酸代謝調節、痛風防止改善作用
7)貧血改善、腎機能改善作用
8)整腸消化促進、便秘改善作用
9)血液浄化、抗血栓、血圧降下作用
10)抗カビ、抗菌、口臭防止作用
11)肝機能改善作用
12)リウマチ、膠原病の改善作用
13)カルシウム吸収促進、骨粗鬆症改善作用
水溶性キトサンの1日あたりの摂取量の目安はどのくらいですか?
大人の場合、健康維持が目的であれば1日に0.5〜1gでよいのですが、病気によっては1日4gを摂取する人もいます。
副作用はありますか?
水溶性キトサンは多くの実験で証明されたように、きわめて安全性の高い物質です。子供からお年寄りまで安心して愛用できる健康食品です。
水溶性キトサンは薬ですか?
違います。水溶性キトサンは西洋薬でも漢方薬でもありません。西洋薬は、ほとんど単一成分であり、その構造式と分子量がはっきりしています。この点では水溶性キトサンは西洋薬に近く、単一成分で構造式と分子量がはっきりわかっています。漢方薬は、単一成分ではなく多種類の混合物からなっており、その構造式と分子量はわかりません。これは水溶性キトサンと違います。しかし、西洋薬には特定の標的(ウイルス・ばい菌等)があり、それに対して効果はありますが、その他に対しては効果がなく、その効果範囲が狭いのです。その点では水溶性キトサンは漢方薬に近く、特定の標的がなく、体の免疫力と機能を高めることで病気を克服するので、その効果範囲が広いのです。また、ほとんどの西洋薬は高い副作用があります。それに比べると漢方薬は副作用が低いといえます。しかし、水溶性キトサンは副作用がありません。
薬と一緒に飲んでもよいですか?
基本的に結構です。他の健康食品と一緒に飲んでも構いません。
ガンに対してどういう効果がありますか?
キチン・キトサンのガンに対する作用については、東大・東北薬科大・北大・鳥取大をはじめ多くの大学、研究機関および企業で研究され、以下のような作用が証明されました。
a.水溶性キトサンは体の免疫力を高め、ガンの浸潤を食い止めます。
b.水溶性キトサンはガンが転移する時に必要となる接着分子と結合することによってガンの転移をブロックします。
c.水溶性キトサンはガンの細胞に対して直接に殺す力はありませんが、ガン細胞を抱き込む作用でガン細胞を失活させ、その異常増殖を抑制することができます。
d.水溶性キトサンはガン細胞から排出された毒素を吸着  除去し、痛みをやわらげ、食欲低下と下痢などの症状  を改善します。
e.水溶性キトサンは“5−FU”などの抗ガン剤治療に  よる副作用を軽減します。
よって、水溶性キトサンの摂取はガン治療において有効な手段の一つです。
水溶性キトサンの使用方法を教えてください。
薬ではないので決まった使用方法はありません。吸収促進のため多めの水で飲むのがいいでしょう。また、同じ粒数でも小分けにして飲んだ方がいいのです。
食べ続けると癖になりませんか?
前述のように水溶性キトサンは副作用がなく長く愛用しても癖になりません。子供からお年より、また妊婦さんにも愛用できます。水溶性キトサンの長期飲用はご家族の健康にお役に立ちます。
良いキトサン商品の見分け方は?
キトサンの濃度が高く、低分子化した水溶性のもの、キトサン含有量が高いものなどがよいでしょう。



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